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基礎知識

洗濯機の温水コースと使える衣類

温水コースは、衣類の洗濯表示、コースの温度、容量上限をそろえて選びます。高温ほどすべての衣類に適するわけではありません。温水洗浄のヒーターと、衣類を乾かす機能も別です。

情報確認日:
衣類:洗濯表示と上限温度、素材・色柄・装飾。コース:設定できる温度、専用の容量上限。給水:本体内で加熱、給湯で代用しない

温水コースの仕組み

温水対応の洗濯機は、給水した水を本体内のヒーターで温め、センサーで温度を調整します。水を温める工程があるため、通常の洗濯と所要時間・電力量が異なります。

温水機能を持つ機種でも、すべてのコースで自由に温度を選べるわけではありません。「約40℃おまかせ」など、温度と対象衣類が決められたコースを選びます。

温水を使う前の確認
確認項目見る内容
衣類の表示水洗いの可否、許容される温度、洗い方
機種のコース設定できる温度と対応する衣類
容量通常洗濯の定格ではなくコース別上限
洗剤・漂白剤コースと衣類に適合する種類
色柄・装飾色落ち、金属の留め具、素材の条件

衣類の上限温度を超えない

衣類に表示された水温の上限を守ります。温水対応の洗濯機でも、家庭で水洗いできない衣類を洗えるようにはなりません。手洗い指定など洗い方にも制限がある衣類は、その表示に対応するコース条件を確認します。

色落ちするものは分け洗いします。約40℃つけおき(普段着)で漂白剤や漂白剤入り洗剤を使う場合、パナソニックは金属の留め具が付いた衣類を対象外としています。温度だけでなく、薬剤と装飾の組み合わせも確認が必要です。

同じ洗濯機でもコースで異なる上限
NA-FA12V6のコース容量上限
通常のおまかせ12kg
おまかせ(約40℃)6kg
つけおき(約40℃)2kg
おしゃれ着(約30℃)2kg
毛布(約40℃)3kg

FA12V6の公式仕様を使った例です。別の縦型やドラム式へ容量を流用しないでください。毛布などは重量以外に素材・サイズの条件もあります。

給湯の蛇口につながない

温水コースは本体内で水温を制御する機能です。高温の湯を給水して代用するものではありません。パナソニックは給湯側の蛇口への接続を避けるよう案内しており、瞬間的な高温で給水経路を傷めるためです。

温水機能を持たない機種にお湯を入れて、同じ温水コースを再現しようとしないでください。水温の維持、衣類の動かし方、すすぎまで含めて指定された運転になりません。

時間と費用の見積もり

製品仕様の「定格洗濯時」の電力量は通常コースの値です。例えばFA12V6の70Whを、そのまま約40℃つけおきの電気代として使うことはできません。選択した温水コースの目安値や本体の表示を確認します。

温水は皮脂汚れ等への対応を考える機能ですが、衣類の黄ばみがすべて同じ原因とは限りません。温度を上げ続けて対応せず、対象衣類とコースの範囲で使用します。温水洗浄に対応していても、温風乾燥機能があるとは限りません。

よくある質問

温度が高いほどよいですか?

衣類の許容温度とコース条件を守ります。高温がすべての素材に適するわけではありません。

12kgの洗濯機なら温水も12kgですか?

コースによります。FA12V6の約40℃おまかせは6kg、つけおきは2kgです。

給湯の蛇口へつないでよいですか?

パナソニックは給湯側への接続を避けるよう案内しています。本体内で水を温める機能を使います。

温水ヒーターがあれば温風乾燥もできますか?

別の機能です。FA12V6は温水洗浄に対応しますが、乾燥は送風による簡易乾燥です。

公式資料・出典