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基礎知識

冷蔵庫の設置寸法|放熱スペース・奥行・ドアの開閉

冷蔵庫の設置には、本体の幅・奥行・高さに加え、放熱とドア・引き出しの開閉空間が必要です。本体奥行と据付必要奥行の違い、壁際の条件、測定する順番を機種別の例で整理します。

情報確認日:
設置寸法の確認。本体寸法:幅・奥行・高さ、放熱スペース:左右・上方・背面、開閉時の寸法:ドア・引き出し。3つを型番別の寸法図で確認。搬入経路は別に測定。

最初に確認する寸法

設置場所を測るときは、本体が収まるかと、設置後に使えるかを分けて確認します。壁の間に本体が入っても、上部のすき間が不足したり、ドアが壁や家具に当たったりすると、指定された設置条件を満たしません。商品ページの外形寸法だけで判断せず、同じ型番の据付必要寸法図を用意してください。

寸法の区別
項目確認する内容
外形寸法本体の幅・奥行・高さ
据付必要奥行設置状態で必要な奥行。外形奥行と一致しない機種もある
放熱スペース左右・上方・背面など、型番別に指定されたすき間
開閉時寸法ドアや引き出しを最大に開いたときの寸法
搬入寸法玄関・廊下・階段など、設置までの経路で必要な寸法

放熱スペースを足す

NR-F50HY3は幅650mm・高さ1,850mmで、左右各5mm以上、上方40mm以上が指定されています。単純に加算すると幅660mm以上・高さ1,890mm以上です。これは放熱の条件を加えた寸法であり、ドアの開閉や搬入まで保証する数値ではありません。巾木、配管、棚の金具などが張り出している場合は、その位置も含めて測ります。

本体奥行と据付必要奥行

NR-FVF45S3は本体奥行630mmに対し、据付必要奥行は662mmです。NR-F50HY3はどちらも650mm。外形の奥行が小さい機種でも、設置に必要な奥行が小さいとは限りません。キッチンの壁から手前までの寸法を比較するときは、据付必要奥行を使ってください。背面のすき間を一律に加えるのではなく、型番別の寸法図の指定を確認します。

据付必要奥行の例
機種本体奥行据付必要奥行
NR-F50HY3650mm650mm
NR-FVF45S3630mm662mm

ドアと引き出しの前方空間

NR-F50HY3の公表図では冷蔵室ドア開放時の最大奥行が1,006mm、野菜室を最大に引き出した奥行が1,149mmです。いずれも本体の奥行とは別の数値です。メーカーは設置条件を踏まえて約10mmの余裕を取るよう案内しています。さらに、向かいの食器棚やキッチン収納を開ける動作、人が立つ場所を実際の配置で確認します。通路幅を全機種共通の値で決めることはできません。

壁際ではヒンジの条件も確認

NR-C37WS2の2軸ヒンジは側面5mmのすき間で冷蔵室ドアを90度まで開けられます。ドアと壁の表面がそろう条件では120度まで開閉できます。一方、NR-C33JS2は壁際で十分に開けられない場合、壁から15mm以上が必要です。似た外形の機種でも開閉条件は異なります。壁がドアより手前に伸びているか、ケースを外して掃除できるかも確認してください。

購入前の確認順序

型番別の寸法図を確認し、設置場所の幅・奥行・高さを測定します。次に放熱条件、ドアと引き出し、コンセント位置、搬入経路の順に確認します。床は水平で丈夫な場所を選び、直射日光や熱源、水気の多い場所を避けます。寸法がぎりぎりの場合は、測定値と設置場所の写真を販売店に渡して、注文前に設置可否を確認してください。

製品情報

関連する解説

冷蔵庫

よくある質問

幅650mmの冷蔵庫は幅650mmの場所に置けますか?

NR-F50HY3では左右各5mm以上が必要なので、放熱条件だけでも幅660mm以上が必要です。壁際の開閉条件は別に確認します。

背面は何cm空ければよいですか?

必要な背面空間は型番で異なります。型番別の据付必要寸法図に従い、一律のすき間で判断しないでください。

奥行630mmなら650mmの機種より手前に出ませんか?

NR-FVF45S3は本体630mmでも据付必要奥行662mmです。据付必要奥行650mmのNR-F50HY3より12mm大きくなります。

ドアが90度開けば十分ですか?

食品の出し入れに加え、棚やケースを取り外せるかも確認します。開閉可能な角度と必要な壁際寸法は機種によって異なります。

公式資料・出典