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基礎知識

洗濯機の電気代・水道代の計算方法

電気代は消費電力量、水道代は使用水量から計算します。洗濯のみと洗濯〜乾燥では条件が違い、W表示の消費電力をそのまま1回分の費用にはできません。契約単価と月の運転回数をそろえて試算します。

情報確認日:
電気:Wh ÷ 1,000、契約単価を掛ける。水道:L ÷ 1,000、上下水道単価。回数:洗濯と乾燥を分ける、月・年で積み上げ

計算に使う数値

電気は消費電力量Wh、水は標準使用水量Lを用意します。次に電気料金の1kWh当たり単価、水道・下水道の1m³当たり単価を確認します。1kWhは1,000Wh、1m³は1,000Lです。

単位をそろえた計算式
項目計算式
1回の電気代消費電力量(Wh)÷1,000×電気単価(円/kWh)
1回の水道・下水道代使用水量(L)÷1,000×上下水道の従量単価(円/m³)
月の費用1回分の費用×月の運転回数

LX129FLの計算例

以下は電気31円/kWh、上下水道の従量単価を合計300円/m³と仮定した計算例です。300円は全国共通の料金ではありません。基本料金、燃料費調整などの個別条件、洗剤代は別に扱います。

仮定単価での1回分の試算
運転公表値の条件電気代+水道・下水道代
洗濯のみ12kg/68Wh/83L2.11円+24.90円=27.01円
標準洗濯〜乾燥6kg/800Wh/55L24.80円+16.50円=41.30円

メーカー公表値を使った計算で、実際の請求額ではありません。洗濯のみは12kg、洗濯〜乾燥は6kgです。両行の差額を「同じ12kgの衣類を乾かす追加料金」として使うことはできません。

月額と年間額に直す

標準洗濯〜乾燥の例では、電気24.80円+上下水道16.50円=1回41.30円です。月30回なら1,239円。毎日1回を年間365回として計算するなら15,074.50円です。月30回を12か月にすると360回なので、年間365回とは一致しません。

乾燥を週に数回しか使わない家庭では、洗濯のみの回数と洗濯〜乾燥の回数を分けて合算します。温水コース、省エネ乾燥、追加すすぎも、通常運転と同じ値では計算しません。

WとWhを混同しない

消費電力Wは電力を使う大きさ、消費電力量Whは使った電気の量です。ヒーターは運転中ずっと同じ出力で動くとは限らないため、最大消費電力×所要時間で通常1回の費用を断定できません。

消費電力量が載っていない衣類乾燥機では、メーカーの試算条件や測定値が必要です。電力を測る場合も、機器の電流・容量に適合する測定器を使い、対応しないスマートプラグを間に挟まないでください。

料金表と比較条件の確認

上下水道は自治体、契約、使用量の段階で単価が変わります。請求額全体を使用量で割った平均単価と、使用量が増えた部分の従量単価では見積もりが変わるため、どちらを使ったかを明記します。

機種間の比較では容量、コース、運転回数、料金単価をそろえます。消費量が小さくても容量が足りず運転回数が増えるなら、月額では結果が変わります。購入費や設置費は運転費と別に比較してください。

よくある質問

消費電力Wで1回の電気代が分かりますか?

Wだけでは分かりません。運転1回の消費電力量Whを使います。

水道代に下水道代も含めますか?

契約に下水道料金がある場合は、対応する従量単価も加えて計算します。

月30回の12か月分は年間365回と同じですか?

360回と365回で5回分違います。計算回数を明記します。

洗濯〜乾燥から洗濯のみを引けば乾燥代ですか?

容量とコース条件が一致しない値の差額は、乾燥だけの費用にはできません。

公式資料・出典